自家製手作り味噌のススメ
味噌の作り方は意外に簡単です。かつては一般の家庭で作られていました。今でも一般の家庭で作る事はできます。要は煮て潰した大豆 と麹(こうじ)と塩を混ぜるだけ。あとはどこか涼しいところに数ヶ月間保管しておけば自然に発酵/熟成し、美味しい自家製手作り味噌が出来上がります。

手作り味噌はまず香りが違います。容器の蓋を開けると、味噌の香りが部屋中に充満するくらいの香り強さがあります。これは味噌の中の 微生物が生きているため常に発酵し、常に味噌の芳香成分が作られることに因るようです。また、その微生物の中には胃や腸の中に入ってからも活動を続け、人の健康に寄与するものも報告されており、 古来からの手作り味噌が味や栄養だけではない有益な食品であることが伺えます。さらに 、手作り味噌は食料を長期に保存するために作り出された発酵食品なので、常温でも保管ができ、非常時に備えての備蓄食としても日本の気候風土に適した食品とも言えるでしょう。
味噌というと 『 手前味噌 』 という、昔ながらの言葉がありますが、自分で造った味噌というのは昔から特別に思えたようで、周囲に自慢気におすそわけして歩いたことから 『自慢する』 という意味があるそうです。また、味噌は料理の味を最後に整える調味料。その大切な役割からか、味噌だけは自家製にといったこだわりが生まれたのかも知れません。
手作り味噌は発酵食品で、数ヶ月間放置することもあり、カビの問題はありますが、だからこそその味は自然が醸し出した天然の風味。 自家製味噌は自宅で出来る秋の収穫のようなもの。その出来は育った環境によって様々。各種の伝承料理を編み出してきた先人たちの知恵に想いを馳せながら自宅で、
味 噌 を 造 っ て み ま せ ん か ?
仕込みから味噌になるまでのプロセスが体験でき、最後は美味しく食べることができます。これまでの味噌の常識が覆されるかも。
味噌は一年中作ることはできますが、適期としては秋から冬の寒い時期とされています。本来は生の硬い大豆の処理から行うのが順序ですが、伊勢惣ではより簡単手軽に味噌作りができるよう、混ぜるだけで味噌の仕込みができるすり大豆セットをご用意しました。 タライなどの混ぜ容器と保管容器だけで仕込みができます。
マンションでも自家製味噌は作れます。
ご家庭での初めての味噌作りにご活用ください。